劇場『ウィキッド ふたりの魔女』
いや、すごかったわ。マジで。『オズの魔法使』は履修済みで、今作は知らなかったんですけど舞台版とかけっこう人気あるらしいし、本国では相当盛り上がってるみたいなので期待ちゃうよね〜〜〜〜という感じで期待値高めでしたが、楽勝で超えてきました。満足度高いしめっちゃ泣いた。何しろ主演2人の歌がうますぎてホント大満足だし演技演出もちゃんとすごくてちゃんと感動できます。とりあえずストーリーは『オズの魔法使』を知ってる方が楽しめると思いますが、知らなくてもわりとだいじょびです。オマージュがいっぱい出てくるので、余裕があれば先に観ておくことをおすすめしますし、私は30年くらい前に一度観たきりなのでダイジョブです(笑)
まぁエルファバがえぐいんですよ。設定もエグいし歌唱力もエグい。確かにね、不貞の子で肌が緑色だなんて、そりゃ父親としては愛せないのも無理はないかな〜ってなりますわ。結局クマ乳母さんに育てられたという経緯も伏線として生きてくるワケですけどね。なんで爪そんな強そうに伸ばしてるのかは気になったけど。とにかく見た目から連想できないレベルで歌がうますぎて脳がバグる。ってかメガネが独特すぎてメガネばっか見てるシーン多すぎっつーかエルファバの正面ショットはほぼメガネ観てた。
でガリンダ改めグリンダですよ。こんなスクールカースト頂点を極めたブロンド美女なんてアメリカンハイスクールの鉄板じゃないですか。いや舞台は大学だけど。最強のコメディリリーフじゃないですか。なんなんですかアリアナグランデ。歌手だってことしか知らなかったけど、すごく女優じゃないですか。楽しすぎます。しかも「えーもう最強お嬢様による茶番と底辺イジメはお腹いっぱいですぅ」ってなる直前に“エルフィー”とか呼んじゃう展開になってちゃんと目が離せなくなるのすごい。
ミシェルヨーのマダムモリブルも説得力があってパンチも効いたキャラで良かったですが、「うさんくさいジェントルマン」を演じさせたらダントツなジェフゴールドブラムも最高です。登場してきただけで嘘魔法がバレるレベル。ちな同枠にはヒューグラントとかビルマーレイとかが居る感じです。わかるよね?
ミュージカルシーンはぜんぶ良いんですけど、やっぱ図書館のシーンが一番楽しいですよね。ギミックがすごいっつーかなんで本落ちてこないんだろうっつーか(笑) よく作りましたよねアレ(笑) フィエロが本を踏みつけるところだけは、ちょーまてや!!!と思ったけど。本を読まない私ですらそう思ったんだから本好きな人には耐えられないレベルの酷いシーンだったかもしれないですね。本にかじりついてないで街へ出ようぜ!とか言いたいにしてもだ、踏みつける必要は無いじゃんよ。って話。
そうそうヤギ先生がつかまっちゃってエルファバがクラスメイトを眠らせちゃうシーンで、フィエロだけ眠らなかった理由についてなんですが、エルファバがフィエロのことを好きになってたから説とフィエロ自身が既にそこそこ強い魔法使いだから(もしくは潜在的に魔力が強い)説が私の中で有力です。たぶん前者だと思ってますけど答え合わせはパート2でやるんですかね?
あとグリンダは冒頭では魔女として登場し、『オズの魔法使』でも魔女として活躍していたワケですが何も覚えておりませんが、今作シズ大学1年生時点ではまだ魔法は使えないんですよね。つまり大学で魔法を学んで魔女になっていくということ、ですよね。ネッサローズもそうだよね。東の魔女になるんだっけ?となるとシズ大学の卒業生にはそれなりの割合で魔法使いが居ておかしくないはずですが、そう考えるとこの世界ってけっこう魔法使いだらけなんじゃないの?だとすればエルファバが生まれた時から魔法を使えたとしても、そんなに大騒ぎするほどでも無いような気がしなくもないんですけど。もしかして突っ込んじゃダメなところだったらサーセン。いや学校で魔法を学ぶシーンとかハリポタみ振り切れてますやん!そんなとこやあんなことも後編で観れちゃうのかな?かな?!ん〜〜〜はやくパート2を観たい!!
- 2024年アメリカ
- 原題Wicked
- 監督ジョン・M・チュウ
- 脚本ウィニー・ホルツマン、デイナ・フォックス
- 原作グレゴリー・マグワイア
- 出演シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、ブロンウィン・ジェームズ、キアラ・セトル、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム
- 声の出演ピーター・ディンクレイジ
- 制限